 鳴き砂の正体は石英の砂粒です。石英の砂粒は、充分洗浄されていると、表面の摩擦係り数が極端に大きくなるという特性があります。そのため、触れたり踏んだりすることにより、砂に力がかかったとき、ある限界まではぐっと持ちこたえますが、さらに大きな力が加わったとき、耐えきれずに動きます。
これをくり返すことによって、砂粒がばらばらではなく、一段となって振動しはじめ、そして音が出るわけです。こういう現象を、物理学ではスティックスリップ現象とよびます。澱粉や新雪などが音を出すのと同じ現象ですが、鳴き砂の音はもっと大きく、そして、なんともいえない魅力溢れる音です。
海水がきれいな浜辺で砂が洗われると、鳴き砂が生成されます。鳴き砂があるのは、浜のみならず付近の海域がきれいなことの証拠です。 |
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自然の砂にはいろいろな鉱物が含まれていますが、その中の一つ石英は、抜群な耐摩耗性があるため、ほかの鉱物が摩耗し、消滅した後も残ります。しかし、これには大変長い地質学的間経過が必要です。

鳴き砂の顕微鏡写真 |

鳴き砂に含まれる高温石英 |

発音特性をもつ鳴き砂 |
汚れが付着し鳴かない砂 |
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| [鳴き砂のQ&A] 質問1:琴引浜はどこにあるのですか? |
| 答え! 琴引浜は、京都府北部の丹後半島の西側に位置する網野町にあります。若狭湾国定公園に含まれ、人工物のない美しい自然海岸であることから、「全国白砂青松百選」「日本の音風景百選」「日本の渚百選」に選ばれています。この3つの百選に選ばれているのは、全国でも琴引浜だけです。 |
| [鳴き砂のQ&A] 質問2:鳴き砂ってなんですか? |
| 答え! 砂丘を歩くとザック、ザックという摩擦の音ではなく、キュッ、キュッあるいは、ブブゥ、ブブゥという不思議な音がすることから「鳴き砂」と呼ばれています。外国では、このような砂をミュージカルサンドやシンギングサンドとよんでいます。 |
| [鳴き砂のQ&A] 質問3:琴引浜の名前の由来は? |
| 答え! 琴引浜(ことひきはま)は、古くは事弾浜とも琴曳浜ともかかれていることからも分かるように、鳴き砂の音を琴の音にたとえて聞いたことに由来しています。琴引浜以外の鳴き砂の浜の名称も、琴ヶ浜、九九(クク)鳴き浜、十八鳴(クグナリ)浜など鳴き砂の音を暗示するものとなっています。イタリアには、バイオリン浜という名前の鳴き砂の浜もあるそうです。 |
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網野町では、郷土の豊かな自然環境を守っていくため、「網野町美しいふるさとづくり条例」を制定しました。このなかで琴引浜は、鳴き砂の浜として特別保護区域に指定され、浜辺では、ゴミのポイ捨てや犬のフン放置の他、喫煙、花火、キャンプ、炊飯など火を使う行為は禁止されています。
琴引浜の鳴き砂は、全国でも数少ない自然の財産です。鳴き砂は大変繊細な性質をもつ砂なため、特に灰や油類は大敵です。琴引浜の砂が奏でる妙なる音を、将来あなたの子孫にもきいていただくため、優しい配慮をお願いします。 |
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琴引海岸 日本海 〒629-3112 京都府京丹後市網野町掛津琴引浜
TEL:0772-72-1215 FAX:0772-72-4828 IP電話:050-1476-7729(BBフォンからは無料です) |